振動ふるい式水濾過循環装置 振動ふるい式水濾過循環装置 振動ふるい式水濾過循環装置

製品概要

多くの場合、廃プラスチックのマテリアルリサイクルにおいて材料の洗浄が必要となりますが、 洗浄設備だけでなく、洗浄に用いる水処理コストは多くの現場で課題となっています。 『振動ふるい式水濾過循環装置』はその水処理コストを削減する事が出来る製品です。 廃プラスチックの洗浄工程で発生する汚濁水をろ過循環し、残った残渣を回収して排出する事で、 洗浄に用いる水の汚れを軽減し、水の交換頻度を低減させ、水処理コストを抑える事ができます。

6つのポイント
Point

  • 蝶番ボルトでカンタンなメッシュ交換

    01メッシュ交換がカンタン

    振動ふるい機の蓋やカバーは蝶番ボルトで固定されており、
    メンテナンス時のメッシュ交換も容易に出来ます。

  • カンタンに交換可能なメッシュ

    02省ランニングコスト

    メッシュスクリーン下部にはゴムボールを配置しており振動でボールを弾ませる事で、 メッシュに詰まった残渣をはじき、メッシュ詰まりを軽減します。

  • 目詰まりを軽減するゴムボール

    03目詰まりを軽減するゴムボール

    交換不要なスクリーン設計と効率的な対象固形物の排出により交換や
    メンテナンスの手間を最小限に抑え、連続運転が可能です。

  • ハイパワー処理を可能にする振動ふるい機とモーター

    04ハイパワー処理

    小型ながら、1時間で10㎥(10,000L)の処理能力を有します。

  • 各モーターの容量

    05省電力で稼働可能

    • 処理水搬送用水中ポンプ2.2kW(揚程15m)
    • 循環水供給用ポンプ2.2kW(揚程7m)
    • 振動モーター0.75kW
    トータル5.15kW の省電力仕様

  • 小型省スペースな貯水タンク

    06小型省スペース

    ろ過水量の多い機械にはかかせない、貯水タンクも、小型(5.4 ㎥) で
    レイアウトがしやすい設計

振動ふるい式水濾過循環装置の仕組み
Structure

  • 振動ふるい式水ろ循環装置の仕組み
  • 01投入

    排水ピットに溜まった汚濁水を水中ポンプで吸上げ投入口に搬送します。

    材料投入口
  • 02ろ過

    流入した汚濁水は振動ふるいのメッシュスクリーンを通過し ろ過され、残渣は排出回収します。

    振動ふるい機メッシュ部分 振動ふるい機モーターマウント部分
  • 03排出

    振動ふるい機でかき集められた残渣が排出されます。

    残渣排出口
  • 04貯水

    残渣回収排出され下部に設置されたタンクに貯水されます。

    濾過水排出口 貯水タンク内
  • 06完了

    濾過された水は貯水槽から、洗浄設備に循環されます。

こんな方にオススメ
Recommendation

  • 01

    高額な水処理コストを抑えたい方

    洗浄設備を導入した場合、排水処理(ろ過など排水リサイクル)の問題が発生します。その高額な水処理問題を解決します。

  • 02

    自社リサイクル、家電/ 小型家電リサイクル工場の方

    PCR(ポスト コンシューマーリサイクル)の場合、一定の汚れや高負荷な洗浄が必要となりますので、洗浄設備の負荷を軽減することが重要です。

  • 03

    メーカー、倉庫、流通など自社リサイクルを検討中の方

    工場内で排出されるプラスチックゴミの処分でお困りではありませんか?洗浄設備と一緒に導入する事で、より質の高いプラスチック(再生材)が生成出来ます。

  • 04

    設置スペースを小さく抑えたい

    トロンメル式の場合、機械サイズがどうしても大きくなってしまいますが、設置スペースがあ まり取れない場合でも『振動ふるい式』であれば、コンパクトで配置しやすくなっています。

製品仕様
Product Specifications

svc5図面
項目 単位 SVC5
処理能力 ㎥/hr 10
振動モーター kW 0.75
水タンク容量 5.4
汚濁水搬送用ポンプ
消費電力 kW 2.2
最大流量 ㎥/hr 27
揚程 m 15
循環水供給用ポンプ
消費電力 kW 2.2
最大流量 ㎥/hr 15
揚程 m 7
A 全高 mm 3,300
B 全幅 mm 2,279
C 奥行 mm 1,560
D タンク部高さ mm 1,800
E タンク部幅 mm 2,000
F 残渣排出口高さ mm 1,500
G 振動ふるい入口高さ mm 3,300
機械重量 kg 約1,200