総合リサイクルプラントメーカーだからできる価格と技術力

①投入コンベア

材料をホッパーに移送するコンベアは、スクリューコンベアまたはベルトコンベアを選択できます。ベルトコンベアにはオプションで金属探知機を設置できます。（上図はスクリューコンベアです）

②押出スクリュー

ホッパーに搬送された材料は、押出スクリューに自動供給されます。直接投入でロスなく安定した量を素早く供給できるため、生産性が向上します。 POLYSTARの押出スクリューは、PE・PP・ABS・PS・PET・PCなど様々な材料と用途に適合し、優れた混錬性能を発揮する設計に加え、耐久性に優れた日本製の鋼材（SACM-465）を使用し、表面を窒化処理して耐摩耗性を高めています。

③ダブルベントでガス抜き効果UP

再生ペレットにガスが入っている状態を発泡と言い、発泡したペレットは品質が悪いとされ、販売単価が落ちます。発泡の原因である押出機内のガスを抜くためにベントを設置します。POLYSTARは標準で2カ所にベント口があり、ガスの発生が多いスクラップ（インクが付着しているフィルムや水濡れのフィルム）の加工を容易にしています。更に脱ガス効果がある2段式押出機のオプションもあります。

④2段式のスクリーンチェンジャーで連続生産

スクリーンチェンジャー（円柱状のスクリーン）が2段式になっており、片方を交換する間もう一方のスクリーンに樹脂が流れる仕組みで、ダンゴが発生しません。タイムロスがなく連続生産が可能なデュアルピストン方式です。また、フィルター部は筒状になっており、メッシュ部分の表面積を最大化する工夫により、メッシュが詰まる間隔も長く、メッシュ交換の頻度が減り、省人化につながります。ベントアップも防ぐことが可能です。

⑤ペレタイザー

標準でホットカットシステムを採用し、ダイフェイスカッター（ホットカットタイプ）で高品質な再生加工ペレットを生産します。ダイフェイスカッターの回転数は樹脂の負荷にあわせてインバータで自動制御されます。カッターの刃の圧力もエアシリンダーにより調整され、均一なペレットを生産します。ご希望によりホットカットとストランド方式を選択可能。

⑥冷却搬送

カットされたペレットは、ペレット同士が引っ付かないように、水で荒熱を取りながら、振動テーブルにより搬送されます。

⑦脱水機・キャッチタンク

冷却搬送されたペレットは、縦式遠心脱水機により水分を除去し、ブロワーにより風力搬送され、フレコンに貯留されます。