製品概要
プラスチックリサイクル洗浄工程において、主に一次破砕された軟質プラスチックを二次破砕前に粗く洗浄し脱水を行います。粗洗浄脱水する事により、材料に付着した汚れや異物の多くが除去され、回収される事により後工程での水の汚れ及び
二次粉砕における刃物の摩耗を大きく軽減する事ができ、ランニングコストを大幅削減することができます。
これによりフィルムリサイクルの
二次破砕・洗浄工程を効率化することが可能になります。
4つのポイント
Point
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01洗浄工程での水の汚れの軽減
粗洗浄する事で、本洗浄に使用する水の汚濁が軽減され、水道代、水処理コストを抑える事ができます。
※使用材料や環境により異なります。
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02二次粉砕機の刃の摩耗軽減=ランニングコストの低減
材料に付着した砂や土などは、刃の摩耗を著しく早めます。粗洗浄により摩耗の原因となる汚れの多くを除去する事で、刃物交換の頻度が1/5 以上軽減されます。
これにより、刃物交換の頻度が低減でき、刃物交換に要する時間とコストを抑えることができます。※使用材料や環境により異なります。
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03洗浄水は循環再利用可能
本機(SRD6025)運転において砂や土を落とす洗浄水は、循環させ再利用する事が出来る為、低コストでの運用が可能。
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04粗洗浄後の洗浄・粉砕工程の『効率化』と 『低コスト化』
水処理の負担軽減と刃物交換頻度が下がる事で、人件費と部品代などのランニングコストを削減し『効率化』『低コスト化』を実現します。
粗洗浄脱水機の仕組み
Structure
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01注水
製品に接続したホースからSRD6025に注水。
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02投入
ベルトコンベアから製品(SRD6025)投入口へ軟質プラスチック投入後、投入口を抜けた内部は高速回転スクリューとスクリーンがある。
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03洗浄
投入された軟質プラスチックは高速回転スクリューとスクリーンの間を通っていくスクリューの遠心力と摩擦で水洗浄される。
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04回収
排出された汚れと水分はスラッジコンベアで回収され、コンベア排出口から排出される。
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05排出
汚れと水分はスクリーンの穴から吐き出される。
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06完了
洗浄された軟質プラスチックは排出口から出てコンベア等で次の工程へ。
リサイクル事業は商研へ
商品の詳細な情報はカタログからご覧ください。
また、製品に関してのご質問やご相談などお気軽にお問い合わせください。
洗浄例
Washing Example
洗浄された材料
こんな方にオススメ
Recommendation
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汚れの付着したプラスチック類を破砕・粉砕している方
- フレコン
- 農業用ポリエチレン
- ストレッチフィルム
etc…
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人件費を軽減したい方
粗洗浄脱水機導入により、設備オペレーションの簡易化、メンテナンス頻度を低減することができます。
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ランニングコストを改善したい方
粗洗浄脱水機導入により、処理水の節約、汚れによる設備の摩耗を軽減することができます。
リサイクル事業は商研へ
商品の詳細な情報はカタログからご覧ください。
また、製品に関してのご質問やご相談などお気軽にお問い合わせください。
製品仕様
Product Specifications
項目 | 単位 | SRD6025 | |
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使用水量 | ㎥/hr | 3 | |
処理能力(軟質プラスチック) | kg/hr | 1,000〜1,500 | |
モーター容量 | kW | 45 | |
スクリュー 回転数 | rpm | 721/773(50/60Hz) | |
ローター直径 | mm | φ555 | |
スクリーン穴径 | mm | φ3.5 | |
スクリーン厚み | mm | 3 | |
スクリーン長さ | mm | 1,734 | |
スクレーパー電動機 | kW | 1.1 | |
スクレーパー速度 | m/s | 0.18 | |
機械重量 | ton | 約4 |